長期固定金利型住宅ローンは、文字通り長期にわたる、しかも金利の変わらない住宅ローンです。私たちは、住宅ローンの借り手の立場からのみのリスクを考えますが、金融機関にも、貸し倒れリスク、繰り上げ返済リスク(当初考えていた利息が入らないリスク)、そして、金利固定リスクがあります。
金利固定リスクは、現在のような超低金利で、長期間の固定金利住宅ローン商品を販売した場合、その後市中金利が上昇しても住宅ローン契約当時の低い金利を維持する必要があり、特に、短期で資金を調達する民間金融機関ではこのような金利リスクを避けるため、長期固定金利の住宅ローン商品は、これまであまりありませんでした、
このような問題を受けて、長期固定金利住宅ローンである「フラット35」では、各金融機関が利用者に住宅資金を融資し、住宅金融支援機構がこの債権を買い取り(この買取型の他に保証型があります)、その債権を証券化して市中の投資家に販売する方法で、金融機関のこのようなリスクを解消し、長期固定金利住宅ローを民間金融機関が提供できるようにしました。
フラット35にはSBIモーゲージのフラット35などがあります。
民間金融機関の住宅ローン債権は、住宅金融支援機構を通し債権化され投資家に販売されているので、金利固定リスクや繰り上げ返済リスクは、債権を購入した投資家に移転してリスク分散しています。